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月別アーカイブ: 2018年8月

夏休みは今日で終わり

夏休みは今日で終わりです。
と言っても、明日から営業する為にここ3日程仕込みしています。

明日は教室の予約が入ってるので、終了後13時半頃から営業です。

毎日何だかんだとバタバタしてたので、休んだ感じが全く無いのですが…
未々暑いし、例年通りしばらくは夏のお菓子のままのつもりでいました。
ところが買い出しに行ったり、業者さんに納品してもらってみると、休んでる間に果物の状態が変わってて、旬の終わりを感じます。
調子を戻しながらスロースタートかなって思ってたけど、そうも言ってられない感じ。
順番に切り替えの準備をしなくっちゃです。
また慌ただしい日々が始まります。

お客様maison de fraiseの事忘れてないかな…?
長期休暇の後は何時も不安。

頂き物をお菓子にしてみました

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夏休み前の事…
お客様がブルーベリー狩りに行って来られて、「大粒で美味しいから~」ってお裾分けして下さりました。

ひとつ、ふたつ、みっつ…味見と言う名のつまみ食い。
ヤバイ止まらなくなる。
折角の新鮮な生のブルーベリーだから、そのまま食べるタイプのお菓子に仕上げたい所だけど~
夏休み直前で材料を残したくなくてギリギリで回してたから、ちょっと厳しい。
ここはもったいないけど焼タイプで作る事に。

パート ブリゼも1台分しか無かったから、ブルーベリーど~んと全部。
隙間無くぎっしり。
もし商品化するなら…こんなに沢山使う勇気は無い。
アパレイユはこんな感じかな~って頭の中のイメージだけで作ったので、味の保証は出来ません。

焼いてみると…
わぁー果汁溢れる。
普段ブルーベリーに限らずこんなに入れる事無いから、そりゃそうか。
考えたらわかるやんと自分に突っ込みつつ。
原価の問題だけでなく、溢れるから一杯入れすぎてもあかんねんや。
勉強になりました。

試食、試食~
あっ、食いしん坊は食べるのに夢中で粉糖でお化粧した写真撮るの忘れた。

アパレイユがちょっとあっさり。
改良の余地あり。

ブルーベリー頂いたお客様と半分こして、家族でペロッと頂きました。
ご馳走さまでした。

ナンポルトクワ イベント行って来ました

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昨日は夏休み唯一の完全Off日の予定で友人とお喋りしようねって約束してました。

そこにイベントのご案内メールが届く。

友人はお菓子関係者では無いけど、付き合ってもらって行くことに。

場所はAIC秋津州京都。
楽しい発想と美味しいデザートに素敵な空間と器。
せせらぎにも癒されます。

メニューは3品。
最初の「食べるミルクティー」の器はオールドバカラだそうです。
紅茶のブランマンジェとジュレ。
トッピングはスペキュロス。
一緒に食べるとミルクティーがチャイに変わる。

「ショコラ カレー・ライス」はカレーに合わせられる事がある素材、チョコレートやココナツ、珈琲等が使われてます。
黄色いソースがカレーオイル、ココナツアイスの下に隠れているのはリ オ レと言って、お米を牛乳で炊いたデザート。
デザートなんだけど、カレーライスの構成。
面白い、でもちゃんと美味しい。

ミニャルディーズはメレンゲにパッションクリームとフレッシュのオレンジとマンゴー。
ハーブ(何だったかな…ド忘れ、フレッシュなんて珍しいって思ってたのになぁ。最近自分の記憶力があてにならない)を糖衣したものが乗せられてて、アクセントに。
それとマドレーヌにロシェ ココ。
これらをお薄と一緒に頂きます。
洋菓子をお薄と頂いた事は無かったけど、合うんだ…新発見。

他のお部屋も見せて頂く事が出来ました。
何もかも素敵過ぎ。
2名様限定で宿泊も出来るそう。
自分のボキャブラリーでは表現出きません。
ベッドルームのシャンデリアはバカラの赤。
ただ、ただ、驚きとため息。
こんなに沢山のバカラを見たのはパリのバカラ美術館以来です…

他の写真もInstagramにupします。

この後、他にもケーキ屋さん2件行って結局仕事モードでした。
切り離せない…

お茶会

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maison de fraise では、毎年夏にお茶会を行っています。

東京出張で色々お店を巡る訳ですが、食べてみたいお菓子は一杯。
私が大好きなフィナンシェやガレットは自分用に必ず購入。
他にも目移り。
大きいお菓子も引き付けられます。
回るお店全てで、欲望のまま買い求めると大変な事に…

そこで思い付いたのがお茶会。
教室の生徒さんや常連さんをお誘いしてシェアするのです。
これで色んな種類を食べれる~
皆さんにも色んなお菓子やお店をご照会出来る~
我ながら良いアイデア!

作り手であり店を構えてはいますが、「お菓子が好き、もっと知りたい、どうやって作ってるの?」から始まったので、感覚は限りなくお菓子好きなお客様と同じ。
一緒にワイワイ楽しい時間を過ごせるのは幸せ。

焼菓子とは言え、この暑さの中を保冷バックと大量の保冷剤を持って、お菓子を壊さない様に持ち帰るのは至難の技。
何時まで体力が持つか、続けられるかわかりませんが、無事に第8回を終えました。
ご参加頂いた皆様、ありがとうございました。

写真の枚数制限により、個々のお菓子はInstagramからupします。

エクラデジュール

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展示会のデモがきっかけでお話しさせて頂くようになった中山シェフ。
今年も教室のイベントのひとつ、お茶会用のお菓子を求めてお邪魔させて頂きました。
シェフは不在でお会い出来ず残念…

Facebookでサマーシュトーレンを販売していると拝見したので、行く前に予約。

冬のシュトーレンは1本物とキューブがあって、キューブは婦人画報のお取り寄せでも扱われ、直ぐ完売してたみたい。
見た目の可愛さもさることながら、しっとりと日本人にも馴染みやすい食感とお味に私は思いました。

サマー シュトーレンもわくわく、ドキドキ。
中に入るドライフルーツもマンゴーやパイナップル等トロピカルな物になってるそう。

表示シールを見るとお酒の種類が一杯。
多分、ドライフルーツ各々に漬け込むお酒を変えてるのかな?と推測していました。
そのお話しを伺ってみたかったのですが、今回は残念。

サマー シュトーレンも冬同様、手間暇かけて作られているのでしょう。
お茶会ではシェアするので、口に入るのは一切れ。
自分用にもう1本買っとけば良かった…と後悔。
来年の夏もお邪魔しなきゃです。

藤生シェフの講習

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今年は3品。
そのうちの1品は「カーディナル」。
シェフが力を入れておられる古典菓子です。
使われる材料や作り方はとてもシンプルだけど、その分素材の持ち味が分かりやすい。
かつ、ちょっとした事だけど合わせ方次第で生地の食感が変わる。
久々にお砂糖無しのメレンゲを手立てして、腕がプルプル。
素朴だけど美味しい、しっとり、懐かしい感じ。

後の2品は米粉のクッキーといわゆるフロランタン。
今回のフロランタンは土台がパート シュクレでなくて、フィユタージュ。
私はこのタイプに初めて出会いましたが、フランス菓子では本来はこのタイプってシェフはおっしゃってました。
未々へぇーが一杯です。
食べてみるとパイの層がホロホロして、パート シュクレの物より優しい食感。
だけど、ボロボロ落ちてお上品には食べ辛かった…

古典菓子の99%は宗教に関係しているとの事。
食べて美味しい~も大切だけど、お菓子の背景にあるストーリーを知る事も面白い。
だから休息日が無くても、ついつい予定を詰め込み過ぎる…
夏の藤生シェフの講習は、仕事と時間に追われてプライベートがほとんど無い私の数少ない楽しみのひとつ。

東京でディナー

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藤生シェフの講習がきっかけで仲良くなったお菓子友達。
お互いスケジュールが一杯、一杯で…
なかなか一緒の日に受けれない。
そして今年も駄目だった(涙)

でも夜の時間なら合わせられる~って事で、ディナーにお誘い頂きました。
お店は彼女セレクトでお任せ。
尾山台の「a Bee (ア べー)」
フレンチのお店。
なので本当はaとeの上に色々付くのですが…
携帯でフランス語入力の方法がわからんかった。
すいません。

そして何時もの事ながらblogには写真が4枚しか載せれない…
時間が作れたらInstagramにupします。

彼女のお知り合いのご照会と言う事で、シェフとも楽しく沢山お話しさせて頂きました。
素材にこだわり、シェフの地元である鳥取県の食材やシェフのお母様が作った食材をふんだんに使っておられました。
シェフのお人柄が出る、優しいお味。
デザート含めて9品。
ドリンクもお酒が飲めないので自家製の苺シロップを炭酸で割った物を頂いたのですが、とてもいい香りで美味しい~

普段東京ではケーキ三昧なのでちゃんとしたご飯は食べないのですが、こうゆう時間も大事だなぁと痛感。
とても楽しく、とても美味しく、とても有意義な時間を過ごせました。
Kさんお誘い頂き、ありがとうございました。
シェフ舌で楽しみ、素敵な器使いが眼でも楽しめるお料理をありがとうございました。
そして長居させて頂きありがとうございました。

埼玉まで足を延ばしました

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今年の東京出張は埼玉まで足を延ばしました。
ずーっと前に行ったきり再訪したいと思ってたお店、新しい気になってたお店。
チェックしてたお店は比較的東京から便利で近い。
その上、高校時代の友人が埼玉在住で車を出してくれるって!!
何年ぶり?
20年?
もしかしたらもっと?
しゃべっても、しゃべってもしゃべり足りない…

心配は一般人の友達に私が食べるケーキの量に付き合わせて良いものか?
私にしては控えめでしたが、彼女はお腹一杯って言ってました。
やっぱり…
私だけしっかりアイスクリームも頂きました。
しかもダブル。
アイスは別腹。

テイクアウトしたケーキはホテルに帰ってから頂きましたが、トッピングが転がってて…
食べてから逆だと気づきく。
勝手にデザイン変えちゃいました。

アルノー ラエール

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藤生シェフの講習を受ける為に東京行ってきました。
当然の事ながら、それだけで終る訳は無く…
気になってたケーキ屋さんを回ります。

そのひとつ、「アルノー ラエール」
今年1月広尾にオープンされました。
日本初の公式ブティックです。

「アルノー ラエール」は製菓学校時代に訪れたパリで巡ったお店のひとつ。
今ではパリに3店舗あるそうですが、当時はモンマルトルだけだったと思います。
今みたいにスマホでは無かったので、住所を頼りにガイドブックの地図とコンパスでお店を探します。
迷いに迷ったのでメトロから近いのか遠いのかもわからず…
道を歩く人に聞いても知らないって言うし(涙)
やっとたどり着いたお店は、店舗より住宅が多い地域なんだと思います。
そこだけがとても華やかだった記憶が。
ボンジュールとアンシルブプレしか言えない私にマダムはにこやかに対応して下さいました。
テイクアウトのケーキ箱もドーム状の素敵な箱。
モンマルトルに残る唯一(ってガイドブックで読んだ気がする)のブドウ畑迄歩いて、眺めながら食べました。

前置きが随分長くなったけど、そんな思い出の「アルノーラエール」。

オープンの記事を読んでると、日本の製造責任者は石田恒平氏。
んー!!
彼は覚えて無いだろうけど…知人のお店のオープンヘルプに行った時、そこのオープニングスタッフの一人が彼でした。
その後も彼が別のお店に移っても活躍している姿を見かける度に勝手に誇らしく思っていたのです。
まぁでも会えるとは思ってなかったのですが、ケーキを選んでる時に偶然お店に出てこられてちょっとだけお話しさせて頂きました。

ムッシュのルセットでお菓子を作ってるけど、やはり日本ならではの展開も必要と感じムッシュと相談しながら開店後にもちょっとずつ進化させてるそうです。
そのひとつは進物。
オリジナルのギフト箱も素敵。
自分達でアイデアを出し、デザインも考えた部分が多いそうです。

私はお腹が甘々だったので断念しましたが、ソフトクリームとスムージーもありました。

ショコラは空輸してるそうです。
って事はパリに行かなくても、そのものが味わえるって事ですね。

スイーツ巡りで一番気になるのはイートインがあるかどうか。
3席のカウンターがあり、こちらで頂く事が出来ます。
飲み物は無いけど、エビアンを販売しています。
夏の暑い日にケーキを持ち歩くのは気になるから嬉しいですね。
駅からも近く、昔からのお店と新しいお洒落なお店が混在する商店街を抜けて少し行くとスタイリッシュなお店が見えるので、直ぐわかります。
近くに公園もあるそうです。

是非、是非訪れてみて下さい。

夏休み

本日より8月28日(火)迄、お店は夏休みを頂きます。

毎年、私が尊敬する藤生シェフの講習を受ける為にその日程に合わせて夏休みが決まります。
今年は予想より日程が早く、お盆に被りぎみ。
講習最終日なら何とかなるかな?
けど週の途中から休むのって教室のイベントや仕込みとか予定が立てづらい…

その上、家のメンテナンスが入るので今年は何時もより長めにお休みさせて頂きます。
それでものんびり過ごせる日は1日あるか無いか…
去年みたいに夏休み明け、仕事の詰め込み過ぎでダウンしないように気を付けます。